基本的な数や形を視覚的に学べる絵本
この本について
- 書籍名:あかまるいくつ?
- 出版社:株式会社ポプラ社
- 作:しみず だいすけ
子どもが1歳前後の時に、色や形を教えるのに便利な絵本等を探していて購入しました。
表紙画像のように、赤、青、黄色、ピンクなどの形に目だけ付いた生き物(?)が各ページに出てきます。
表紙には丸のイラストしか載っておらず、またタイトルは「あかまるいくつ?」ですが、丸だけでなく三角、四角、星などのいろいろな形が出てきます。
この本のいいところ
「数」「色」「形状」「長さ」「太さ」などを同時に学ばせられる点
一冊で「数」「色」「形状」「長さ」「太さ」を習得!
この本のいいところは、この1冊で「数」「色」「形状」「長さ」「太さ」などを学ばせられる点です。
見開きの左と右で比較して、「ふたつはどっち?」などと問いかけたり、他には「どれがいちばんながい?」「どれがいちばんほそい?」といった具合です。
親用カンペとして問いかけセリフ案が付いている!
しかも、各ページにメインの「問いかけ」が一つ書かれているだけでなく、「ほかにも聞いてみましょう」と他の問いかけ案も記載されているため、ママ・パパにとってはとても便利だと思います!
体系的に色だけ、形だけと学んでいくのではなく、一つのイラストから色んな質問を引き出せるという意味で、赤ちゃんが色々な角度から考える習慣を身に着けさせるのにはとても良い絵本でしょう。
0歳、1歳ぐらいだとなかなか難しいかもしれませんが、絵本に書かれている「問いかけ」にこだわるなくとも、月齢、年齢に応じて「ピンクはどれ?」「三角はどれ?」くらいから親子の対話をスタートしていくと楽しいかもしれません!